思い出せない

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思い出せない

2024.3.20

金曜日の夕方、しばらく聴いていないCDを聴こうと思い、いろいろと選択に悩んでいたところふと木村大の「カデンツァ」を目にした。1999年に発売されたアルバムで、クラシックギターの天才少年として何の番組だったかはわからないが、テレビでも取り上げられ、それを観てショップで購入した。久しぶりに1曲目を聴いて、「17歳でこれはすごいな。」と思った。それで、その後どうしているのだろうと思い、ネットで検索した。案に反してクラシックの最前線で活躍というわけではないようだった。クラシック以外の分野にも活動を広げ、新しいアルバムはそういう傾向で作られているように思えた。ネット上での評価も、自分が見た中では「うまいけれども、山下和仁の『展覧会の絵』の領域には達していない。」というのがあり、気になった。

そこで土曜日の午後、YOUTUBEで山下和仁の動画を探して観てみた。名前は知っていたが、観るのは初めてだった。展覧会の絵を聴いた。驚いた。別の境地にあるように感じた。続けていくつかの動画を観てどれも感嘆したが、「歌と踊り」というタイトルの動画があり、てっきりなじみの曲だと思い、聴いてみた。違う曲であった。他にもよく知っている「歌と踊りNo.6」がないか探してみたがなかった。同じタイトルで作曲家が違うのかなと思い、いつもよく聴いているCDの作曲家を思い出そうとしたが、思い出せない。ひと月に1度くらいは聴いている曲の作曲家で、その名もいつも目にしており、人にもこの曲をお勧めしていて、覚えていないはずなどないのに、口に出すすぐそこまできているのに、名前が出てこない。年を取るとはこういうことなのか。しょっちゅう目にし、口にしているものでも咄嗟には出てこないということがあるのかと落胆した。

アルバムラックに行って、CDの背のタイトルを見て、「モンポウ」。何度も目にし、口にしても瞬時に思い出せなかった名前。

今日は、日曜日だが今はモンポウの名は簡単に出てくる。若いときはなかったような感覚。深く刻まれていると思い込んでいるのに、まだらになってしまう記憶。脳が正常ではなくなっていく現実を受け止めたくない。

2024.4.6

先週の火曜日、朝7時頃、車での通勤中に片側2車線の国道4号線バイパスで、隣の車線にベンツのような外観の車が少し前を走っていた。ちょうど信号で斜め右前に駐車したので、エンブレムを観たのだが、案に反してベンツではなかった。後で調べてみようと思い、そのエンブレムを復唱した。簡単に思い出せそうな名前だったので、メモするか迷った。でも、この程度忘れるわけない、会社に着くまであと20分記憶していれば調べられる。今回はメモせず、記憶力の維持に努めようと思ったのだが、会社に着いて駐車場でもう思い出せない。あれほど覚えていられると思ったはずなのに。Aから始まるとか、Mから始まるとか、予想をしてみたが、すぐにもう無理だと思った。メモしようかなと思ったとき、すぐ行動に移す、年を取ってきたら心すべきこと。

2024.4.23

思い出せなかった車の名前を、運転中にできるだけ思い起こす努力をしたが、難しい。とっかかりが少なすぎる。ベンツのAMGのようなサブブランドが他にもあるのでは、と思いそのうち調べてみようと考えた。また、同じような車を運転中に見つけることもあるかもしれないとそちらにも期待をしてみることにした。国道4号で、通行量も多いし偶然見かけることも可能性として、なくはない。また、仕事に使っていたかもしれず、同じ時間帯に通行する可能性もなくはない。2週間ほどたって、帰宅のための運転中、4号バイパス北越谷手前で、片側二車線の左側車線を走っていたら、右車線にこの前の車が追い抜いていった。ここぞとばかり、車線を右に移し、後を追いかけ車のエンブレムを読みにいった。うまく後ろにつけたのはよかったが、走行中なのでエンブレムが読み取れる距離までは縮まらない。やきもきしているうちに、前の車は車線変更し、左車線に入った。こちらもすぐに左車線へ。ところが間に1台入ってきてしまい、遠くなってしまった。信号二つ分くらい走ると前の車が交差点で左折。また直後につけた。あとは信号が赤になれば、エンブレムを読める。そしてついにそのときは来た。追跡し始めてから3kmくらい走ったか。ようやくその文字を読むことができた。「Maserati」筆記体で書いてあるので判別しにくいが、マセラティだろう。ベンツだと思っていたのに、違っていた。「M」と「A」は合っていたが、ちゃんと読めていなかった。そのときは、距離があって、正しく読めなかったのだろう。それにしても記憶から抹消される速さに驚く。年を取るとはこういうことなのだろうか。。

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